宮城県消費生活センターより消費生活相談員の成田祥子さんにお越しいただきました。
「平成27年度の宮城県内の消費者トラブルの相談件数は7,741件もありました。
この件数は宮城県消費生活センターの統計のため、仙台市など他の市町村のセンターでの
件数をあわせると、被害状況はもっと大きいと見込まれます。
その内、60歳以上の方から相談は全体の約3割にも!
時代を反映して高齢の方のインターネットに関する相談も増加傾向にあります。
「消費者白書28年度版」によると、周囲の見守りが必要な認知症等高齢者に関する
相談は高水準であり、「訪問販売」の割合が高齢者全体より大きく約4割。
相談の内訳は
第1位「新聞勧誘」⇒2社以上の新聞を取っていたなどで発覚することが多い
第2位「屋根工事」
第3位「浄水器」
第4位「修理サービス」
第5位「塗装工事」⇒こちらは震災後に他県の業者が入って来るケースが増加
という訪問販売のトラブルによる相談になっています。」という実態を伺いました。
訪問販売や電話勧誘などの不意打ち的な勧誘により契約をしてしまった場合、8日以内で
あれば無条件で契約の解除ができる制度【クーリング・オフ】を教えていただき、
会場の皆さまとクーリング・オフのクイズもしました。
訪問販売を断る方法として、
はっきり・きっぱりと「いりません」「お断りします」と伝え、こちらから電話を切る、
インターフォンを切ることが大事!!
とのことでした。
そして【🐇うさぎとかめ🐢】のリズムに合わせて「はっきり きっぱりの歌」という
消費者トラブルに巻き込まれないための啓発の歌を大きな声で思いっきり唄いました🎤
♪♫♪ やさしい顔でやってきて 『今日だけ 今だけ キャンペーン』
あーまい 言葉で誘うけど 1年中だよ キャンペーン ♪♫♪ (1番だけ紹介します)
何となく心当たりがありそうなフレーズで、3番まで歌うと訪問販売の様子が思い浮かび
少し怖くなります・・・。その他に事例も紹介していただきましたが、
「トラブルや被害に遭いやすい上に、トラブル等に遭っているという認識が低く、
問題が顕在化しやすい。特に一人暮らしの高齢者がトラブルや被害に遭いやすく、
周囲に気づかれにくい」・・・という現状も伺いました。
家族だけでなく、親戚、近所の方、ケアマネジャー、ヘルパーなどの周囲が気付くことも
多いそうです。お隣り・ご近所をいつも気に掛けることが大切ですね!
最後にはしっかりと県や市、警察や交番、国見ケ丘地域包括支援センターの相談先も
教えてくれましたので、お客さまにとっては心強く感じられたことと思います。
「午後の音楽café」では3回目の演奏となりました。マンドリン演奏の田原靖彦さんです!
マンドリンは「むかし弾いていたことがあったので・・・」「マンドリンの音色が懐かしくて」
「マンドリンを聞くと若かりし時代に戻ったようで心がリフレッシュします!」などとの感想を
たくさんいただきます。マンドリンの美しい音色にファンの方が多くいらっしゃるのですね♫
演奏者の田原靖彦さんは大正時代から続く歴史ある仙台マンドリンクラブの代表・ソリストとして
ご活躍されています。演奏活動だけでなく、カワイミュージックスクール仙台校で講師もされて
いらっしゃいますので、演奏後には田原さんのお弟子さんやファンの方でいっぱいに・・・。
そのような方に「午後の音楽café」で演奏していただけるという大変貴重な機会に
心から感謝しております。
今回は ~第1部:世界のセレナーデを集めて~ として
「夜の調べ(グノーのセレナーデ)」や「トスティのセレナータ」など4曲。
~第2部:マンドリンのふるさとイタリア・カンツォーネの世界~ として
「ヴォラーレ」「コメ・プリマ」などの4曲。
全8曲中、6曲はニューレパートリーを豪華に披露していただきました!
「午後の音楽café」は昨年からはじまり、先月めでたく1周年を迎えることができました。
お客さまのなかには何度も足を運んでいただいている方も多く、それらの方々は新しいお客さまも
どんどん誘って来て下さいます。チラシ配布の効果よりも、お友だち同士の口コミによる参加が
多いという実情のようです。毎回、新たに10名ほどの方が参加していただいておりますので、
たくさんの方にこの「認知症カフェ」を知っていただけることは、とてもありがたいことです💕
そして、『参加』ということだけでなく「午後の音楽café」を『支えて』下さることも多々あるのです!
それは・・・
そうなのです。
これらのすてきな手作り作品をカフェの回を重ねるごとに、まるで家族が増えていくように、
一つ、また一つとプレゼントしていただいているのです🎁
しかも女性の方だけでなく、男性の方からも!
この作品の中には、カフェへ実際にはお越しになっていない方からもケアマネジャーさんを通じて
「カフェで飾って下さい」とお寄せいただいたり、カフェとは別の日に、いつの間にかそっと置いてて
下さったり・・・という方の作品もあります。目に見えたり、見えなかったりするなかで、
多くの方々に『支えて』いただいている「午後の音楽café」であります。
心から感謝いたします。ありがとうございます😊
せんだんの杜の風物詩、圧巻の春の桜の風情とは異なりますが、しっとりとした空気のなかの
秋の景色はこれまた見事なものです。周囲をぐるりと赤や黄色に染まった(本当はこんな簡単な
表現では言い表せないのですが・・・)桜も美しいものです。そろそろ葉が落ちてしまうので、
今が紅葉の最後の見ごろになると思います。
近隣にお住いの皆さまは、散歩の足をちょっとのばして、是非ともせんだんの杜へお寄り下さい。
そして11月の「午後の音楽café」にも、どうぞお気軽にお越し下さい!
開場は水の森市民センターの会議室兼調理実習室。
今回は、計6名の方にご参加いただきました♪
本日のメニューは!
★まいたけの炊き込みごはん
★白身魚のホイル焼き
★簡単茶碗蒸し
以上3品です。
いつものように、管理栄養士のデモンストレーションからスタート!
皆さん、説明を聞く表情も真剣です!!
今日のズボラポイントは、市販のお吸い物の素と卵を混ぜてレンジでチンするだけの簡単茶わん蒸し♪
「ほんとにこれだけで茶わん蒸しになるの?」とやや不安の声も・・・
仕上がりを見ながら、加熱時間も微調整します。
これだけのメニューが、これまでで最短の時間で完成!
茶わん蒸しも美味しそうに出来上がりました♪
味も大好評、美味しく頂きました。
やっぱり、みんなで一緒に食べる時間が一番楽しいですね♪
男性料理教室は、今後も定期的に開催していきますので、皆様ふるってご参加ください。
先日、せんだんの杜「中山の家」のブログが久しぶりに更新され(9月8日のブログです)
「国見の家」も一緒に!!!と準備を進めてきました。
夏に取材してブログに載せる予定でしたが、あっという間に季節は秋へ・・・🍂
時期が少し遅くなってしまいましたので、『夏の思い出』として報告いたします!
「中山の家」と同じく2013年9月以降の久しぶりのブログとなるため、
少し欲張ってたくさん写真を載せてみました📷
「国見の家」ならではの、ゆったりとした雰囲気をお伝えしていきます。
仙台市青葉区千代田町の高台に位置する場所にあり、すぐ近くには東北福祉大学があります。
住宅地のなかの民家であり、モダンな造りの外観ですが、やはりせんだんの杜ならではの
“アットホーム”な雰囲気が特徴です。入口では立派な松がお出迎えしてくれます。
8月の仙台七夕の花火も見えるすばらしい景観です🎆
子どもの託児もありますので、元気な声とお年寄りの優しいまなざしに溢れる『多世代交流型』の
地域共生ホームです。託児の他はデイサービスとお泊り、ホームヘルプ、総合相談の機能を持ち、
親から子、子から孫へと受け継がれていく「生活の知恵」や「生き方」を大切にしています。
「国見の家」にはありがたいことに広い庭があります。
四季折々の花を植えて、季節を感じ、その美しさに癒されます。
〇玄関では秋明菊がお出迎え・庭のアジサイ・駐車場には朝顔とヒマワリ。お花はいいですね!
でも花より〇〇〇・・・🍡 おいしい野菜も欲しいですよね~!
「国見の家」の広い庭は日当たりも良く、畑の作物もどんどん育ちます。
〇ミニトマト・オクラ・ナス(まだ赤ちゃんですが・・・)
〇キュウリ・トマト・ミョウガもあります。
〇「住み心地がいいところだね」とバッタ君も言っています。
〇ご覧下さい!この瑞々しい野菜たちを!!
さあ、さっそく畑の恵みを料理しましょう!
さて、誰がするのか・・・。
それはやっぱり年の功の皆さまにお任せするのが一番おいしい「国見の家の方程式」です🍳
本日のメニューは「彩り(いろどり)ベジカレー、畑の新じゃがスープ、サラダ、フルーツヨーグルト」
美味しそう・・・。いや、美味しいのです!やはり「国見の家の方程式」に間違いはありませんでした。
皆さんと一緒に育てた野菜を、皆さんと一緒に料理して、皆さんと美味しくいただける幸せ・・・💕
こんなひと時を毎日贅沢に味わっています。
〇指先の器用な方にはハサミでチョキチョキ⇒手作りカレンダーが⇒完成🐰お見事です!
〇体を動かす体操&口を動かす口腔体操。
笑いを混じえての楽しいひと時。皆さんとってもお元気です!
「国見の家」は国見連合町内会のなかにありますので、開設当初から様々な機会に、
そして多くの方々に大変お世話になってきました。
「国見の家」としては地域のお子さんから高齢の方までの支援や相談などで協力させて
いただいています。地域の中にありますので「いつでもお気軽にお越しください!」と
心からオープンにしていますが、それでも「ちょっと入りにくくて・・・」
「どんな時に利用できるのかしら・・・」などとのご意見もあります。
それならば、もっとこちらからお近づきになりたい!と奮起して、国見連合町内会で
毎年開催されている『くにみ夏祭り』へ出店させていただくことに!!
そしてそれは『ザリガニ釣り』という形になったのです!!! え~っ、ザリガニ~!?
なぜザリガニだったのか・・・。「国見の家」の七不思議でしょうか(・・?
それは昔むかし、「国見の家」の職員にザリガニ釣り名人がいたのだとか・・・。
ただそれだけでした😊😊😊
〇当初は物議をかもしましたが、今では夏祭りの恒例となった大人気コーナーの『ザリガニ釣り』
毎年子どもたちがたくさん群がり・・・いえ、行列をなしてまで集まってくれます!
〇でも、実は子どもだけではありません!大人も心がワクワクしてきます。
〇毎年、夏祭りに向けてザリガニの捕獲、そして当日までの飼育には並々ならぬ努力もあります。
「ザリガニ釣り」を初めて12年。毎年、捕獲場所は減っています。いくつもの釣り場を回る
こともあり、そして飼育する間には共食いや脱走を繰り返し・・・ということも。
釣りの穴場は企業ヒミツです🌟みんなで狭いタライをぎゅうぎゅうに囲んで楽しみます。
それでも毎年のように「もう3年も生きてるよ!」「去年釣ったのが赤ちゃんを産んだよ!」など
嬉しい報告もあるので、楽しみにしている子どもたちためにも工夫を重ねてザリガニとの奮闘を
続けていきたいと思います。こんな子どもの声はとても励みになります💪
子どもとお年寄りの共生ホームならではの、「国見の家」とザリガニとの共生(?)のお話でした。
せんだんの杜「国見の家」はいかがでしたか?
少し坂の上にありますが、ぜひ一度あそびにいらしてみませんか👵👴👧👦
職員一同「お待ちしております!」