せんだんの杜「午後の音楽cafe」(認知症カフェ)へようこそ! 35

平成30年9月20日(木)に開催しました!

こちらもすっかり報告が遅くなってしまった9月の開催です。

厳しかった暑さも遠のき、ようやく過ごしやすくなってきた心地のよい日でした。

この日で 認知症カフェ「午後の音楽café」はおかげさまで3周年を迎えました~♪♫♪♫

 

今回の「ものわすれの話」(認知症についての講話)は

認知症介護研究・研修仙台センター:加藤伸司先生 / センター長 のお話でした。

 

 加藤伸司先生

 

認知症介護研究・研修仙台センターは、午後の音楽café」の会場となっている

せんだんの杜  のすぐ近くにあります。

センター長の加藤先生には、こちらのカフェでは何度もお話をしていただいていますので、

お客さまからも「タメになる内容をわかりやすくお話ししてくれるからいいね~」と

絶大な人気があります!

私たち専門職にとっても、とてもとても心強く感じています!!

 

「みなさんは【ものわすれ】をしますか?もちろんありますよね。

【ものわすれ】は年を取った人だけでなく、若い人でも子どもでもあります。

でも、歳を取ると【ものわすれ】がより多くなる・・・ということは言えると思います。」

会場のみなさんも大きく頷きます。

 

「【ものわすれ】を少なくするために、記憶を良くする方法などもあるのですが、

自分に合わずに辛い思いをしてトレーニングをするよりも、

『まあ、しょうがないか・・・』と思えるような余裕があった方がいいかな・・・

と思っています。

みなさん認知症になることを怖がっていますが、歳を取れば取るほど

認知症を発症する方の数は増えていくのです。私もなるかもしれません。

私たちはどんなに注意して生活をしていても【ものわすれ】が起こるので、

【ものわすれ】が起こるのはしょうがないとして、

【ものわすれ】をしても困らない工夫を考えた方がいいと思います。

私は困った時のノートがあって、これには日にちが書いてあり出来事が書いてあります。」

と、実際に使われているノートを見せて下さいました。

 

 実際のノートです

 

「そして、先々の予定をこちらの手帳に書いています。

 

 こちらが予定用の手帳

 

みなさんもメモやカレンダーに書いておくなどの工夫をしているかと思います。

でも、1枚1枚のメモはダメです。絶対になくすので・・・。

そのメモをなくしたら、工夫は上手くいかなかったということになります。

大事なものをなくしてしまった時などは落ち込むこともありますが、

そのような時にはくよくよするよりは『こういうことはよくあること』と

思うようにするといいですね。」

 

確かに『よくあること』と思えると少しだけホッとするような気がします。

 

「認知症があっても、何かしらの工夫をしていたり、誰かに一部を協力してもらったり、

時々声を掛けてもらうことで生活することができれば、それでいいのではないかと

私は思っています。周りも助けてくれますし、そんなに恐れなくてもいいと思うのです。

そのためにも【ものわすれ】に対して、自分で何かを工夫することを今日から心がけて

みるといいと思いますが、以前、包括の方から聞きましたが、そのうような新しい工夫

早いうちから習慣化しておくとよいそうですよ。」とのお話しでした。

 

【今のうちから生活に工夫を取り入れておくこと】これなら少しずつ出来そうです!

加藤先生、ありがとうございました。

 

ミニコンサートはクラッシックギター

 

クラシカルギタリスト:高橋慶匡(よしただ)さんです♪

クラッシックギターのソロ演奏は初登場でした!

 

 高橋慶匡さん

 

コンサート第1部は『アラビア風奇想曲』からスタート!

本日は全てスペインの曲構成とのこと。期待感が高まります!!

クラッシックギターから奏でられる多彩な音と弦の音、

一瞬たりとも目を離せないような右手の指の動き・・・。

お客さまはその演奏に一気に引き込まれてしまいました。

『アストゥリアス』 『ラグリマ』と続き、第1部の最後には会場から「ほ~!」と

ため息が聞こえてきました。本当にそれほど心奪われたのでした・・・。

 

 目の前で生演奏を楽しみました♫

 

高橋さんは「東日本大震災の時、何もできない日々に大きなストレスを感じていました。

そのような時に久しぶりにギターを取り出し、この『アストゥリアス』を弾いたら

心がホッとしのです。こんな状況の時には音楽の力が絶対に必要で、分かってくれる人がいる

と信じて、それまでの仕事を辞めて音楽の道を志しました。」との経歴を

お話ししてくれました。

「ギターを通じて新しい出会いがあることはとても嬉しいことです。」と、

私たちのカフェでの出会いにも感謝の言葉を添えて下さいました。

 

 「ギターをたくさんの方に聴いてもらいたいです」

 

第2部は『序奏とロンド』、お客さまの一番の期待されていた曲『愛のロマンス』、

もちろん一緒に歌う曲も入れてくださいました♪ 『四季の歌』 『今日の日はさようなら』

最前列に座られた男性のお客さまからは

「絶対に近くで右手の動きを見たかったんだよ!今日は来て良かったよ!!」

と大感動したという感想を興奮気味に寄せて下さいました。

高橋慶匡さん、ありがとうございました。

 

カフェではお花も大事な仲間です✿

 

『認知症カフェ』と聞くと、少し入りにくさを感じられることもあるかと思います。

そのようなお気持ちを、季節の花がやんわりとお迎えしてくれます。

 

 今月は萩でした

 

【お花パワー】は どなたにとっても大切なので、できるだけお花を飾るようにしています。

自然豊かな敷地内から拝借(!?)いたしますので、秋や冬には少々難儀いたしますが、

そのような時には必ず救世主が現れるのです!

 

 「持って来たから飾ってね~」とこんなにたくさん!

 

 

 ほっこりとしたネコヤナギに癒されます

 

職場の方が自宅などから持って来てくれたりします 感謝感謝の気持ちでいっぱいです。

お花とともに、みなさまのお越しをお待ちしております。

 

午後の音楽cafe 10月のちらし

 

日 時:平成30年10月16日(火)午後1時30分から午後3時30分まで

会 場:せんだんの杜(リベラ荘 1階デイサービスフロアー)

    仙台市青葉区国見ヶ丘7丁目141-9(仙台青陵中等高等学校向かい)

内 容:コーヒーやお菓子を楽しみながら…

     ①ミニコンサート(第1部)
          東北名物 JAZZ 四郎 さん(JAZZドラム)
     ②ものわすれの語
         R45・日の出交通教育センター
          奥山 祐輔 さん  / センター長
     ③フリートーク
     ④ミニコンサート(第2部) JAZZドラム演奏

参加費:無料(事前のお申し込みなどは必要ありません)

カフェ:無料メニュー コーヒー・緑茶・ほうじ茶・麦茶

    100円メニュー お菓子(クッキーなど)

主 催:吉成学区社会福祉協議会

    ボラ・ネット「杜の丘」

    国見ヶ丘地域包括支援センター

    せんだんの杜